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SKIPシティ・シンポジウム
「デジタルシネマの制作・上映における最新動向〜アメリカ・イギリス・インドから〜」


国内外のデジタルシネマ最新動向をいち早く発信し、今後の指針を探る「SKIPシティ・シンポジウム」。
今回は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2005・長編コンペティション部門の国際審査員長として来日される、チャールズ・エス・シュワルツ氏をモデレータにお迎えし、アメリカ・ハリウッド、イギリスそしてインドからパネリストをお招きして、デジタルシネマの制作から上映における最新動向を伺います。特に、伝送がもたらすメリットを映画制作者や映画会社の側から探ってみます。DCIによるデジタルシネマの規格策定もいよいよ大詰めとなり、世界各国では、本格的にデジタルシネマの導入が始められようとしています。現在行われている世界各国での実践的なお話をいただき、参加者の皆様とともに国内の課題を提起する場にします。

【概要】
日時:2005年7月22日(金) 13:00〜16:30(12:30開場)
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ4階・映像ホール(同時通訳付き)
参加費:無料(先着順・事前登録制)
お申込み方法:こちらから、必要事項を記入の上、お申し込み下さい。

パネリスト
1)マーク・キンバル氏(アメリカ) Mr.Mark Kimball
ウォルト・ディズニー社 デジタルプロダクション部 ディレクター
2)スティーブ・ペリーン氏(イギリス) Mr.Steve Perrin
UKフィルムカウンシル 配信・上映副部長
3)スニル・パティル氏(インド) Dr.Sunil Patil
PVRデジタル社 CEO
4)ボブ・ジラード氏 Bob Girard
20世紀FOXインターナショナル アジア/パシフィック スーパーバイザー シニア・ヴァイス・プレジデント

モデレータ
チャールズ・エス・シュワルツ氏(アメリカ) Mr.Charles S. Swartz
(南カリフォルニア大学・エンタテインメント・テクノロジーセンター CEO)

パネリスト・プロフィール

スティーブ・ペリーン氏(イギリス)
UKフィルムカウンシル 配信・上映副部長
24年にわたり、映画業界で、配給、上映、データ収集と分析やコンサルタントに携わる。イギリス・ワーナーブラザーズ社でマーケティング・ディレクターを、ニールセンEDIの国際部にて副社長を務めた。映画産業における意思決定の心理学で博士号を取得。ハートフォード大学のクリエイティブ・インダストリーズ・リサーチ&コンサルタンシー・ユニットでシニア・リサーチ・フェローも務める。2001年にUKフィルムカウンシルのリサーチ部長に就任し、翌2002年11月にピーター・バッキンガム部長とともに、上映・配給部を新設した。以来、国内とヨーロッパでDシネマについて広く講演し、UKフィルムカウンシルのDシネマ戦略を推進している。

スニル・パティル氏(インド)
PVRデジタル社 CEO
今後数年間にわたり、インド国内で200館のデジタル・スクリーンを設置する予定のPVRデジタル社でCEOを務める。また、インド南部と西部にあるPVRシネマズの運営も監修している。PVR社は、国内最大手のマルチプレックス・シアターの運営に携わっている。前アドラブ・デジタル社のCEOとして、国内に90館のEシネマ・シアターを開設した。10年以上にわたり、配給・上映のビジネスに従事している。

マーク・キンバル氏(アメリカ)
ウォルト・ディズニー社 デジタルプロダクション部 ディレクター
UCLAで電子工学を修めた後、1980年にウォルト・ディズニー・プロダクションズに入社。数多くのアニメーション(『美女と野獣』『ライオン・キング』等)のデジタル制作ツールの開発に従事する。米・科学技術アカデミー賞委員会の委員を9年間務めた他、2年前よりDCIメンバーとして、Dシネマの企画策定に参加している。現在、Dシネマの他、ウォルト・ディズニー・スタジオやABCなどの制作プロセスのシステム設計などにも従事している。

ボブ・ジラード氏
20世紀FOXインターナショナル アジア/パシフィック スーパーバイザー シニア・ヴァイス・プレジデント
1981年、ニューヨークのコロンビア・ピクチャーズ・インターナショナルでサブ・マネージャーとして勤務。コロンビアとラテンアメリカの20世紀フォックスにおいて、数々の重要な任務を歴任した後、1986年にラテンアメリカの配給を主導する、オリオン・ピクチャーズに入社。同社で、世界の劇場営業と配給のヴァイス・プレジデントになるなど、数々の主要なポストを務めた。1991年、20世紀フォックスに入社し、日本と韓国における本社の代表となる。1993年、Hoyts/Fox/Columbia社の取締役に就任。1996年、同社のラテンアメリカとカリブ地域における配給営業のヴァイス・プレジデントに就任。
2001年、20世紀フォックス・アジアパシフィックの配給のトップとなる。

モデレータ・プロフィール

チャールズ・エス・シュワルツ(Charles S.Swartz)氏
南カリフォルニア大学 / エンターテインメント・テクノロジー・センターCEO
1993年にUSCの映画・テレビスクール内に創立されたデジタルシネマの研究機関、エンターテインメント・テクノロジー・センターにてCEOを務める。USC大学院の映画テレビ学部卒業後、ワーナー・ブラザーズ社でのストーリー部門の責任者、ニュー・ワールド・ピクチャーズの制作責任者、ディメンション・ピクチャーズの取締役副社長等の経歴を持つ。他にも映画テレビ技術協会などでの業績によって、ロサンゼルス・ビジネス・ジャーナルが選ぶ「100人のデジタルテクノロジー」の一人に選ばれている。また海外でのシンポジウムやセミナーでの講演は多数にのぼり、毎年4月に行なわれるNAB(全米放送機器展)でのデジタルシネマ・サミットのコーディネーターを務める。

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