2010年7月25日
埼玉発!エンタテインメント映画『ネムリバ』の炊き出しメニュー大人気
SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ、ユナイテッド・シネマの共同プログラム〈D-MAP2009〉の成果
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010が3日めを迎えた25日(日)、SKIPシティ内のプロムナードでは「トラックの日祭り」「消防コーナー」など川口市や映画の関連イベントが行われた。
なかでも人気だったのが、寄居町を中心に撮られた〈D-MAP2009〉埼玉発!エンタテインメント映画『ネムリバ』の炊き出しメニュー「撮影現場の味覚体験」コーナー。夕方までの予定にもかかわらず、昼過ぎには撤収せざるを得ない人気だった。
SKIPシティ映像ホールでは、その『ネムリバ』の完成披露試写が行われ、園田新監督、小野まりえ、鈴木砂羽、加藤虎ノ介らが舞台あいさつに立った。
同作は、アメリカから来たミカが、心地よい眠りを求めて添い寝サロンに集まる人々との交流を通し、新たなる一歩を踏み出すという物語。「〈D-MAP2009〉埼玉発!エンタテインメント映画」のキャッチフレーズどおり、埼玉県内でロケーションを行い、ご当地ネタを満載した「埼玉」映画。ユナイテッド・シネマとSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザが実施する若手クリエイター育成プログラムD-MAP(D-cinema Making Associate Program)の企画作品となる。
上映前のあいさつで、「寄居町にある古い旅館・山崎屋さんで撮影させていただきました。寒いさなかの撮影でしたが、炊き出しや交通整理など町の皆さんにお手伝いいただき、温かい雰囲気で撮影することができました」と園田監督が撮影時の思い出を語れば、主演の小野は「埼玉のいいところ、おいしいものがたくさん出てきますので、注意して見てください」とアピール。No.1ソイネストという役どころの鈴木も、随所に登場する埼玉県産の人気アイスのガリガリ君(発売元赤城乳業の本社は埼玉県深谷市)を、「食べたくなること間違いなし。埼玉の魅力満載」と太鼓判(?)を押す。
製作は、デジタルSKIPステーション、シネバザールの若手監督育成レーベル「コイノボリピクチャーズ」、Tanks Lab.、ブレス。
10月23日(土)からユナイテッド・シネマ埼玉5劇場(浦和、春日部、入間、ウニクス南古谷、ウニクス上里)で公開。