デジタルシネマをきっかけに、
新しい映画の才能と出会い、ともに育つ映画祭
デジタルツールにより、クリエイターの表現は年齢や経験、国境をも越え、新しい広がりを見せるとともに、デジタル配信や3Dなど、映画業界におけるデジタル化も着実に進んでいます。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、フィルムを使用せず、デジタルで撮影・制作された作品のみにフォーカスした世界でもユニークな国際コンペティション映画祭です。
世界中から、エンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、次代を担うクリエイターを発掘することにより、新しい映像産業の発展に寄与することを目的に、2004年から毎年開催しています。
また、アメリカの映画業界紙「VARIETY」で「世界の見逃せない50の映画祭」に日本で唯一選ばれるなど、世界からも注目を集めています。
メイン部門である「コンペティション部門」は、長編部門と短編部門があり、長編部門は広く海外からも公募しております。
2009年から長編部門は、より多くの日本のクリエイターにチャンスをつかんでいただく目的で、応募作品を「海外作品」と「国内作品」の2つのカテゴリーに分け、ノミネート作品を選出しています。さらに、才能あふれる日本のクリエイターにSKIPシティでの映像制作をサポートする特別な賞として、「SKIPシティアワード」を新設しました。
短編部門は第2回映画祭より、日本のクリエイター支援を目指し、国内作品に限定しています。
長編部門の審査員は、世界の映画業界の第一線で活躍されているプロデューサーで構成され、短編部門は、国内を中心に活躍されている映画業界の方々で構成されています。
第一次審査を経てノミネートされた作品は、映画祭期間中に審査され、最終日に、最優秀作品賞、監督賞などの各賞が発表されます。
また、ノミネート全作品を4Kデジタルシネマプロジェクターにて最高クラスの上映環境でお届けします。
期間中には、審査員や監督をはじめ、世界各国からゲストが参加し、上映後のQ&Aなどを通じて、観客の皆様との交流も生まれています。
チャレンジ精神にあふれたクリエイターの方々がこの映画祭との出会い、さらに映画祭も支援を続けていくことでともに歩み、クリエイターが映画をつくり続けられるようになることを願っております。