多目的ホール 7.24(土) 11:00 |
映像ホール 7.28(水) 14:00 |
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家族デッキ
Family Deck
クレイアニメーションで蘇る昭和のノスタルジアは見逃せない。
床屋を営む高田家には、住みついた七福神(髪様)のいたずらで、ちょっと不思議なことがよく起こる。日常の様々な出来事の断片を折り重ねて、昭和の町の片隅に住む、ある家族のグラフィティ。
2009年/日本/22分/村田朋泰
村田 朋泰(むらた・ともやす)
1974年東京生まれ。『睡蓮の人』で文化庁メディア芸術祭優秀賞、『朱の路』で第9回広島国際アニメーションフェティバル優秀賞受賞。近年ではアニメーションにとどまらず漫画、実写映像や、立体造形を取り込んだ総合芸術としての展開も見せている。主な作品は『睡蓮の人』『朱の路』『白の路』など。
ゴリラの嘘
Lie of the Gorilla
嘘つくほうと、つかれるほう。
どっちがどっち?の爆笑コメディ。
© I s a o K u s a k a r i
振り込め詐欺を仕掛けた男は金をもらいに老女の家へ。二人は擬似親子を演じるが、やがて居心地良くなる男、帰ってこいと誘う老女。男の思惑はどうなるのか、そして老女の本当の思惑とは?
2010年/日本/30分/草苅 勲
草苅 勲(くさかり・いさお)
舞台を中心にして活動する俳優。2005年から自ら映像作品を撮りだす。
2007年「盗賊ブギ」が山形国際ムービーフェスティバルにて審査員特別賞。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭には2008年「金の魚の目」につづいて2度目の上映。
イチゴジャム
Strawberry Jam
甘ったるくて、どろどろと歪んで沈む、イチゴジャムのような片思い。
© N o r i h i r o N i w a t s u k i n o
ある日、枝里子は男友達に手作りのジャムをおすそ分けする。ところが、指でジャムを掬って舐める男のしぐさにある種の衝動を覚え、「イチゴジャム」は枝里子の特別な感情に結びつく触媒となった。
2009年/日本/30分/庭月野 議啓
庭月野 議啓(にわつきの・のりひろ)
九州芸術工科大学(現在は九州大学と統合)に入学。在学中に自主映画制作団体 TRICYCLE FILM を結成し映画制作を始め、いくつかの映画祭・コンペティションにて入選・受賞を果たす。九州大学芸術工学府・大学院を卒業後に上京。現在はフリーランスの映像作家・ディレクターとして活動している。