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特別テクニカルセミナー“デジタルシネマ最前線”開催
最新のデジタルシネマカメラ「F65」も展示

 映画館における上映システムのデジタル化や4K(35mmフィルムと同等の高解像度の映像)対応は世界的に進み、ますますハイクオリティなデジタル作品が必要とされるようになってきている。今年も世界各国から集まった選りすぐりのデジタルシネマを上映している〈SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011〉では、10月14日、最新技術を使ったデジタルシネマの可能性を探る特別セミナー“デジタルシネマ最前線”(主催:株式会社デジタルSKIPステーション、協力:ソニー・ビジネスソリューション株式会社)が開催された。

 本映画祭のオープニング作品であり、本年度カンヌ映画祭グランプリ受賞作、そして先ごろ米アカデミー賞外国語映画賞のトルコ代表に選ばれた作品『昔々、アナトリアで』は、ソニー製のデジタルシネマカメラ「F35」で撮影されている。

 セミナーでは、「F35」を超える画質を実現した、2012年1月発売予定の超高解像8KCMOSイメージセンサー(総画素数約2000万画素、有効画素数約1900万画素)搭載のCineAltaカメラ「F65」のほか、デジタルシネマカムレコーダー「PMW-F3」、NXCAMコーダー「NEX-FS100」が紹介され、それぞれの機種の特徴や映像制作への活用法などの説明が行われた。

 説明のあと、セミナー参加者たちは、ファインダーを覗いたり、実際に機材に触れて被写体を撮影したりして、その感触を確かめていた。


来年1月に発売されるCineAltaカメラ「F65」

  ハッシュタグ #idcf2011
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