デイリーニュース
関連企画「カメラクレヨン~親子で楽しむ映画の世界~」
子どもたちが映画制作やアニメーションの吹き替えに挑戦
生の吹き替えに挑戦する子どもたち
10月15日、子どもたちの映像制作を応援する関連企画「カメラクレヨン~親子で楽しむ映画の世界~」が開催された。クレヨンを使って絵を描くようにカメラで自由に表現して欲しい、という思いから名づけられたこのイベントでは、多くの親子連れがアニメーション作品や、川口市が主催する「川口市子ども映画クラブ」のほか、県、商工会議所などが主催する映像制作ワークショップによって子どもたち自身が企画・制作した映画の上映を楽しんだ。
「第一部 映画をみよう!」では、子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」の協力のもと、世界各国のアニメーションが上映された。プロの声優さんたちがその場で生の吹き替えを実演したほか、子どもたちも生吹き替えに挑戦! 当日2時間練習しただけとは思えない出来栄えに大きな拍手が沸いた。
「第二部 映画をつくろう!」では、子どもたちが企画から撮影、編集まですべてを行って完成させた作品が上映された。
CM制作ワークショップ(主催:埼玉県)で制作した「公共広告・伝えようマナー!!」シリーズは、『やめよう ながら運転』、『つなげていこう やさしい心』、『あぶない!あなたのヘッドフォン』、『まだ、まだ!』、『あなたの生活リズム ズレていませんか』の30秒CM5作品。7月に3日間かけて作られたこれらの作品は、8月に埼玉高速鉄道の車内でも放映されている。
川口商工会議所の依頼で制作された「彩のおもてなし 安行ショートストーリー」は、『ふるさとの森のタイムカプセル』『安行オー!テラものがたり 不思議なナビゲーター』の2作品。モノクロや視覚効果を使った凝った映像で、川口市安行の魅力を伝えている。
上映後に挨拶する監督と出演者たち
川口市子ども映画クラブが「映画を作ろう!思い出を作ろう!」をテーマに制作したのは、『私はトマト』、『プラマイゼロ』、『Over The Horizon』の3作品。どの作品も、それぞれのテーマがドラマの中にしっかりと描かれていた。今年4月に発足したばかりの同クラブには、小学生から高校生まで、40名以上が参加しているという。
各作品の上映後には、映画の制作に関わった子どもたちがステージに登場、制作時の苦労や映画を作った感想などを語った。
東日本大震災復興支援マルシェ
埼玉の野菜ソムリエたちが東日本大震災被災地の生産者にエール
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でも東日本大震災復興を応援しようと、10月15日、映画祭会場内で東日本大震災復興支援マルシェが開かれた。
福島産のりんごや玉ねぎ、茨城産のメロンやパプリカなど、新鮮な果物や野菜が並び、中には袋いっぱいに買っていく人も。数時間で売り切れも続出する盛況ぶりだった。当日は、埼玉県加須市で避難所生活をされている福島県双葉町の皆さんも会場を訪れ、地元産直の野菜・果物を楽しんでいた様子だった。