プレスリリース
2011 年 5 月 30 日
報道関係者各位
埼玉県川口市上青木 3-12-63
SKIP シティ国際 D シネマ映画祭事務局
SKIP シティ国際 D シネマ映画祭
過去の長編部門・国際コンペティション最優秀作品賞 受賞監督
カンヌ国際映画祭、米国アカデミー賞で各賞を受賞
デジタルの新たな表現の可能性とエンタテインメント性を兼ね備えた、次代を担う新しい才能の発掘と映像産業の発展に寄与することを目的に 2004 年よりスタートした『SKIP シティ国際 D シネマ映画祭』(主催:埼玉県、川口市、SKIP シティ国際映画祭実行委員会ほか)は、本年で 8 回目となります。
この度、当映画祭において、過去長編部門(国際コンペティション)にて最優秀作品賞を受賞された監督の方々が、過日開催されたカンヌ国際映画祭および 2 月開催の米国アカデミー賞にて、それぞれグランプリ、外国語映画賞を受賞されました。
【第64回カンヌ映画祭 グランプリ受賞】
第4回/2007 年 長編部門(国際コンペティション)最優秀作品賞: ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(Nuri Bilge Ceylan)監督
当映画祭第 4 回開催において、長編部門(国際コンペティション)にて最優秀作品賞を受賞したトルコの映画監督、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(Nuri Bilge Ceylan)監督の最新作『昔々、アナトリアで(原題:BIR ZAMANLAR ANADOLU’DA/Once Upon A Time In Anatolia 』が、本年度の第 64 回カンヌ国際映画祭において、コンペティション部門でグランプリを見事受賞されました。当映画祭第 4 回で最優秀作品賞を受賞した『うつろいの季節(原題:Climates / Iklimler)』では、すれ違っていく男女の心理描写をきめ細かに表現し、季節感をふんだんに取り入れた映像美が、大人の映画としても効果的に描写された秀逸な作品であり、同作品では監督・脚本のほか主演も務めました。日本では作品未公開ながら、カンヌ映画祭では 2 度のグランプリの他、国際批評家連盟賞、監督賞を受賞されています。
【第83回米国アカデミー賞 外国映画賞受賞】
第2回/2005 年 長編部門(国際コンペティション)最優秀作品賞: スサンネ・ビア(Susanne Bier)監督
当映画祭第 2 回開催において、『ブラザーズ(原題:Brothers / Brodre、日本公開名:ある愛の風景)』で同じく長編部門・最優秀作品賞を受賞したデンマークの女流監督、スサンネ・ビア(Susanne Bier)監督も最新作『未来を生きる君たちへ(原題:IN A BETTER WORLD)』が、本年 2 月に米国における第 83 回アカデミー賞で、外国語映画賞を受賞されました。当映画祭第 2 回にて最優秀作品賞受賞作品である『ブラザーズ(原題:Brothers / Brodre、日本公開名:ある愛の風景)』では、重厚で深い人間模様を絶妙に描き、同作品は 2009 年に「マイ・ブラザー(原題:Brothers)」としてハリウッドでリメイクもされています。その後も精力的に完成度の高い作品を世に送り出し、最新作『未来を生きる君たちへ』で見事受賞されました。なお、本作は 8 月 13 日より TOHO シネマズ シャンテほか(配給:ロングライド)にて全国順次公開予定です。
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン、スサンネ・ビア両監督をはじめ、当映画祭を通じて、国内外ともに多くの監督が世界に羽ばたき、活躍の場を広げています。各方面から当映画祭への期待・注目度は益々高まっており、今回も世界中より多くの作品応募をいただきました。次はどのような才能が開花するのか…。
今秋開催の『SKIP シティ国際 D シネマ映画祭 2011』に、是非、ご注目ください。
[PDF版]
~本件に関するお問い合わせ窓口 ~
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局 広報担当: 松永 (まつなが)
電話:048-263-0818 FAX:048-262-5635 E-mail:press@skipcity-dcf.jp