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プレスリリース

                              2011年10月4日

2007年度グランプリ受賞監督 ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン監督最新作
オープニング作品は日本初公開 『昔々、アナトリアで』上映
~ 2010年度グランプリ受賞作『やがて来たる者へ』公開決定 ~ 

 

2004年の開催当初より、世界に先駆けてデジタルシネマにフォーカスし、才能ある映像クリエイターの発掘・支援に取り組んできました「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」(主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか)は今年で8回目を迎え10月8日(土)より開催いたします。 

 

オープニングに、第64回カンヌ映画祭グランプリ受賞作 『昔々、アナトリアで』 

今年のオープニングを飾るのは、2007年の当映画祭のグランプリ受賞監督であり、第64回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した、いまやトルコの巨匠ともいえるヌーリ・ビルゲ・ジェイラン(Nuri Bilge Ceylan)監督の最新作『昔々、アナトリアで(Once Upon a Time in Anatolia)』を<Dシネマの潮流2011>として上映いたします。

ジェイラン監督は、当映画祭第4回で最優秀作品賞を受賞した『うつろいの季節(とき)(Climates)』では、すれ違っていく男女の心理描写をきめ細かに表現しました。また、季節感をふんだんに取り入れた映像美が、大人の映画としても効果的に描写されており、同作品では監督・脚本のほか主演も務めました。同監督の作品は日本では未公開ながら、カンヌ映画祭では2度のグランプリの他、国際批評家連盟賞、監督賞を受賞している実力派です。

©zeynofilm-nbcfilm

また、同監督は早い時期からデジタルによる映像制作を手掛けており、当作品は、ソニー製デジタルシネマカメラ「F35」で収録されており、4Kデジタルシネマプロジェクターと大スクリーンでハイクオリティによって映像を体感できる貴重なこの機会を、是非、お楽しみください。

 

<Dシネマの潮流2011>

 ■日時:10月8日 土曜日 14:00~(会場:映像ホール)

『昔々、アナトリアで』 Once Upon a Time in Anatoria 

監督:ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン

(2011年/トルコ、ボスニア・ヘルツェゴビナ/157分) ※日本初公開

あらすじ: 山々に囲まれた草原地帯で殺人事件の捜査が行われる夜。捜査官や容疑者らは風が吹きすさぶ闇を越え、死体遺棄現場を探す…。事件の真相に迫る、ある医者と検事のスリリングに満ちた物語を描いた超大作。

監督:ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン Nuri Bilge Ceylan

1951年 トルコのイスタンブール生まれ。ミマール・シナン大学で二年間映画制作を学ぶ。

『The Small Town』('97)が初長編監督作品。『Distant』('02)で、2003年カンヌ国際映画祭でグランプリと男優賞を受賞。その後も数多くの映画祭で賞を受賞し、いまやトルコを代表する監督として活躍中。

『昔々、アナトリア』の前売券は7日(金)まで、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルKサンクスほかで好評発売中です。なお、売り切れの際はあらかじめご了承ください。

オープニング・セレモニー券(『昔々、アナトリアで』上映)

前売券 800円 

当日券 1,000円 

 

 

2010年度グランプリ受賞作『やがて来たる者へ』、10月22日より岩波ホール他で公開

©Cosimo Fiore

「この作品を通して、平和への願いと、コミュニケーションの重要さと理解の必要性を、再び目覚めさせる機会を提供できれば…」と語っていたのは昨年の当映画祭でグランプリを受賞したジョルジョ・ディリッティ監督からのメッセージ。タイトルの“やがて来たる者”とは、未来に生きる者を意味しており、いまもなお、世界中で絶え間なく続いている戦争の悲劇に対して、このような過ちを二度と繰り返してはならないという製作者たちの未来への願いが込められています。『やがて来たる者へ』は当映画祭をはじめ、世界中の多くの映画祭を席巻し、2010年のイタリア映画を代表する一本となっています。10月22日より、東京・岩波ホール、大阪・テアトル梅田ほかで全国順次公開予定です。

『やがて来たる者へ』 The Man Who Will Come 

監督:ジョルジョ・ディリッティ (2009年/イタリア/118分/配給:アルシネテラン) 

あらすじ: 貧しい農家の一人娘である8歳のマルティナは、弟を生まれたばかりに亡くし、それ以来誰とも話さなくなる。1943年の冬、母親が再び妊娠し、マルティナは新しい家族の誕生を待ちわびる。しかし、村の周囲ではパルチザンとドイツ軍の戦いは激化していた。第2次世界大戦末期にイタリア・ボローニャ近郊のある山村で起こった虐殺事件を描き、2009年ローマ国際映画祭で審査員賞と観客賞を受賞した。なお、昨年の日本当映画祭では原題の「やがて来る者」のタイトル名で上映。ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン、ジョルジョ・ディリッティ両監督をはじめ、当映画祭を通じて、国内外ともに多くの監督が世界に羽ばたき、活躍の場を広げています。各方面から当映画祭への期待・注目度は益々高まっており、本年も世界の81の国と地域から多くの作品応募をいただきました。その中から選ばれた長編12本、短編12本がノミネート作品として上映されます。次はどのような才能が開花するのか…。


8日(土)より開催される『SKIP シティ国際 D シネマ映画祭 2011』に、是非、ご注目ください。

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【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011 (第8回)】

■会期: 2011年10月8日(土) ~ 10月16日(日) 9日間

■会場: SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールほか(埼玉県川口市上青木3-12-63)

主催: 埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会

公式ウェブサイト: ../../

お問い合わせ先(映画祭事務局):

  電話:048-263-0818 FAX:048-262-5635

 

~ 本件に関するお問い合わせ窓口 ~

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局

■広報担当: 松永 / 長谷川

■電話:048-263-0818  

■FAX:048-262-5635

■E-mail:press@skipcity-dcf.jp

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