プレスリリース
2011年10月16日
【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011】
長編・短編コンペティション部門授賞結果発表
長編部門グランプリは『キニアルワンダ』が受賞!
世界に先駆けてデジタルシネマによる才能ある映像クリエイターの発掘・支援に取り組んできました「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011」(主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか)は今年で8回目を迎え、16日(日)に9日間の日程を終え、クロージングセレモニーにて、最優秀作品賞をはじめとする各賞が発表されました。
■長編部門(国際コンペティション)
世界81の国と地域から応募された494作品の中から、厳選なる審査を経た12作品(海外作品9本、国内作品3本)が上映され、映画プロデューサ―から構成される国際審査員による最終審査を経て各賞が決定しました。
長編部門 国際審査委員長: 小椋 悟(日本)
長編部門 国際審査員 : 小川 真司(日本)、酒井 園子(アメリカ、日本)、ラーズ・ヌドセン(アメリカ)
最優秀作品賞:『キニアルワンダ』(2011年/ルワンダ、アメリカ/100分)
監督: アルリック・ブラウン
“Kinyarwanda” (2011 / Rwanda, USA / 100min.)
Director: Alrick Brown
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
▶ソニーDシネマアワード: 記念盾および賞金150万円の授与
監督賞:『荒野の彼方へ』 (2010年/ベルギー、ポーランド/83分)
監督: ヴァンニャ・ダルカンタラ
“Beyond the Steppes” (2010 / Belgium, Pland / 83min.)
Director: Vanja d’Alcantara
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
▶ソニーDシネマアワード: 記念盾および賞金50万円の授与
脚本賞:『チャンス』 (2010年/コロンビア、パナマ/90分)
監督: アブネル・ベナイム
“Chance” (2010 / Colombia, Paanma / 90min.)
Director: Abner Benaim
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
▶ソニーDシネマアワード: 記念盾および賞金50万円の授与
審査員特別賞 『シンプル・シモン』 (2010年/スウェーデン/83分)
監督: アンドレアス・エーマン
“Simple Simon” (2010 / Sweden / 83min.)
Director: Andreas Öhman
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
▶ソニーDシネマアワード: 記念盾および賞金50万円の授与
SKIPシティアワード 『DON’T STOP ! 』 (2011年/日本/109分)
監督: 小橋賢児
“Don’t Stop!” (2011 / Japan / 109min.)
Director: Kenji Kohashi
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
※国内作品を対象に、受賞者の次回企画に対し、彩の国ビジュアルプラザ内の映像支援施設・設備の利用を一定期間提供する賞
■短編部門(国内コンペティション)
国内から応募された189作品の中から、ノミネート審査を経た12作品が上映され、厳正なる審査を経て各賞が決定しました。
短編部門 審査委員長: 桝井省二(映画プロデューサー)
短編部門 審査員 : 宇田川寧(映画プロデューサー)、LiLiCo(映画コメンテーター)
最優秀作品賞 『記憶のひとしずく』 (2011年/日本/23分)
監督: 畑中大輔
“A Drop of Memories” (2011 / Japan / 23min.)
Director: Daisuke Hatanaka
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
▶川口市民賞: トロフィーおよび賞金50万円、SKIPシティアワードの授与
※副賞として「SKIPシティアワード」の授与: 日本の若手映画制作者の育成・支援を目的とし、一定期間、撮影機材の利用を提供する賞
奨励賞:『リスト』 (2010年/日本/25分)
監督: 田中智章
“List” (2010 / Japan / 25min.)
Director: Tomofumi Tanaka
奨励書『ケンとカズ』 (2011年/日本/23分)
監督:小路紘史
“Ken and Kazu” (2011 / Japan / 23min.)
Director: Hiroshi Shoji
▶主催者賞: 賞状、トロフィーの授与
▶川口市民賞: トロフィーおよび賞金30万円の授与
◎上田 清司 埼玉県知事 (SKIPシティ国際映画祭実行委員会会長)
「この会場にいらっしゃる監督の皆様がこの映画祭をステップにして世界各地で活躍されることを心から願っています。今後もSKIPシティでは、デジタルシネマの様々な可能性について全世界に向けて発信していくので、是非、注目いただきたいと思います。」
◎岡村 幸四郎 川口市長 (SKIPシティ国際映画祭実行委員会 副会長)
「年々作品のレベルが上がってきていることに驚きと嬉しさを感じと同時に、当映画祭に参加したクリエイターの中から、世界に羽ばたく人材を輩出することになれば、これほど嬉しいことはありません。」
【長編部門】 小椋 悟 国際審査員長
「当映画祭は、デジタルに特化しているというはっきりとしたコンセプトのもと、世界から新しい才能を発掘できる素晴らしい映画祭だと思いました。デジタルで制作しながら、アナログ的なもの、人間の情感を表現した作品が見受けられました。デジタルを使って、ハートウォーミングな作品を撮り続けて欲しいと思います。」
【短編部門】 桝井 省志 審査員長
「今回もレベルの高い若手クリエイターの作品が揃いました。日本のとても高いクオリティの短編が多く作りだされていることもあり、今回グランプリを受賞した作品も全体的にaverageの高い作品が作れるという点が素晴らしいと思いました。今後も皆さんのご活躍に期待しております。」
【長編部門・最優秀作品賞受賞】 『キニアルワンダ』
プロデューサー:ダレン・ディーン氏
「この度いただいた賞は、今後の活動においてとても大きな役割を果たすものと信じています。特にルワンダでの多くのスタッフ、キャストなどの力によるところも大きく、喜ばしい賞である反面、ルワンダの悲しい出来事も事実として受け止めつつ、新たな一歩を踏み出したいと思っています。」
【短編部門・最優秀作品賞受賞】 『記憶のひとしずく』
畑中大輔監督
「この作品は、ひとつの素晴らしい小説との出会いからはじまりました。家族への想い、映画への愛、それらがつまったものです。自分の祖母への想いもあり、小説と僕の想いがひとつになり、今回素晴らしい賞を受賞できたことを嬉しく思っています。今後も頑張って良い作品を作っていきたいと思います。」
その他の審査員、受賞者のコメントは後日、映画祭公式サイトにて掲載を予定しております。
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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局 広報担当: 松永 / 長谷川
電話:048-263-0818 FAX:048-262-5635
E-mail:press@skipcity-dcf.jp
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