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【デイリーニュース】 vol.20 関連企画「メイド・インSKIPシティ」 舞台挨拶 『らぶたんコバトン散歩でドン』『星に願いを~じいじの夢はトラックドライバー~』
埼玉の魅力を再発見! “らぶたん”と“コバトン”のコラボレーションムービー!
(右から)中山求一郎、吉岡睦雄、嶺豪一、渡部直也、脚本の久保寺晃一さん、堀江貴大監督
SKIPシティを拠点に活動する映像クリエイターが埼玉県の魅力を映像で発信する、短編映画を上映する関連企画「メイド・インSKIPシティ」。コバトンTHEムービー『らぶたんコバトン散歩でドン』と『星に願いを~じいじの夢はトラックドライバー~』の2本が上映され、両作の監督、出演者が舞台あいさつを行った。
『らぶたんコバトン散歩でドン』は、自然、伝統工芸、歴史など、多彩な題材から埼玉県の魅力を伝える映像プロジェクト「コバトンTHEムービープロジェクト」で生まれた作品。これまでに17本の短編映画を製作し、本映画祭で上映してきた。本作は昨年のオープニング作品『ANIMAを撃て!』の堀江貴大監督がメガホンをとり、“らぶたん”の愛称で知られる埼玉県出身の女優・多田愛佳が本人役で主演している。
TVの散歩番組の撮影のため、羽生市にある「武州中島紺屋」に藍染体験にやってきた多田。そこで、かつて告白してフラれた男友達と再会し、途端に撮影に身が入らなくなってしまう。そんな窮地を、埼玉県のマスコット“コバトン”が思わぬ行動で励ます……というストーリーだ。
舞台あいさつには出演の中山求一郎、吉岡睦雄、嶺豪一、渡部直也、脚本の久保寺晃一さん、堀江貴大監督が登壇した。天保8年創業の「武州中島紺屋」をロケ地に選んだ堀江監督は「『らぶたんコバトン散歩でドン』は、伝統工芸を扱う番組という設定だったので、それに見合う店を
紺屋で働く男友達役を演じた中山は「工房が浅草にもあって、体験してから演じました。僕も埼玉県出身なので、コバトンにはお世話になってきました。家族はコバトンとの共演をとても喜んでいました」と話していた。
『らぶたんコバトン散歩でドン』は近日、SKIPシティの動画サイト「SKIPシティチャンネル」にもアップロードされる予定。
おじいちゃんは夢を見ちゃいけないの? 60歳から夢を追いかける、心温まる物語
(右から)森恵美、弘山真菜、原田大二郎、脚本の乃木リリーさん、福山功起監督
『星に願いを~じいじの夢はトラックドライバー~』は、埼玉県トラック協会が製作。60歳を迎え、トラックドライバーを目指すことになったじいじと、その夢を後押しする孫との心温まるふれあいを描く。こちらは出演の原田大二郎、弘山真菜、森恵美、脚本の乃木リリーさん、福山功起監督が登壇した。
トラックの運転に挑戦した主演の原田大二郎は「教習所で撮影したのですが、楽勝でした。何しろ、50何年、運転はやっていますから。楽しかったです。普通免許で4トンまでは運転できるんです(平成19年6月2日以降に普通免許を取得した場合は2トンまで)。だけど、エンストは本気でしてしまいましたね。今はオートマ車を運転していますから、クラッチを使うのに慣れていないので」と振り返ると、福山監督は「下手にやってほしかったんですけども、原田さんはうますぎた」と笑う。
映画のテーマにちなんで、これから挑戦したいことを聞かれると、孫役の弘山真菜は「ミュージカル女優になりたいのですが、結構体が固いので、ストレッチを頑張っています」。
森恵美は「先日、韓国のプチョンから帰ってきたばかりなのですが、言葉の壁を感じたので、英語、韓国に挑戦したいです」と語った。
原田は「50歳のときには、バイクの大型免許を取ったりしましたが、いまは生きることが挑戦みたいなものです。70を過ぎて生きていくのは結構、大変。朗読会なんかはやるんだけども、言葉で人に感動してもらうのは大変な作業だなと思っています」。
最後に福山監督は「映像を頑張っていくだけです。いつか、この続きを撮れたらいいと思います」と意気込みを見せた。