国際コンペティション
嬉々な生活
Happy life
- 上映日時
- 7/14(日)17:30 映像ホール
- 7/17(水)10:30 多目的ホール
- 配信日時
- 7/20(土)10:00 ~ 7/24(水)23:00
先生、生活苦しいんでお金貸してもらえません?
ダメなら受け子やるしかないんです!
【インタビュー】『嬉々な生活』谷口慈彦監督
【デイリーニュース】Vol.07『嬉々な生活』谷口慈彦監督、西口千百合、石橋優和、竹内大騎 Q&A
嬉々が幸せになるべきだと思ってもらえたら成功だと思っています
©belly roll film
監督:谷口慈彦
出演:西口千百合、川本三吉、渡辺綾子、毛利美緒、石橋優和、竹内大騎、中田彩葉
2024年 / 日本 / 91分
中学生の嬉々は、父・賢介、母・真弓と幼い弟・諒と妹・杏奈の五人家族。狭いアパートから団地に引っ越し、母とベランダいっぱいに花を育てる幸せな毎日を過ごしていた。しかし、一家の精神的な支えであった母の突然の死で生活は一変する。父は悲観にくれ失業。嬉々は、幼い弟と妹の面倒をみながら、親友の兄からあっせんしてもらったアルバイトで家計を支えようとするがうまくいかない。ある日、元担任教師・高妻の意外な場面を目撃する。高妻の協力で現状の生活を変えようとするが…。困難な状況でも精一杯に生きようとする子どもたち。子役の熱量あふれる堂々とした演技は本作のみどころ。監督の谷口慈彦は本映画祭の常連・磯部鉄平監督の作品『ミは未来のミ』(20)『コーンフレーク』(20)『凪の憂鬱』(22)『夜のまにまに』(23)のプロデュ―サーを務めた。本作は2作目の長編作品。本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。
監督:谷口慈彦
ビジュアルアーツ専門学校大阪・放送映画学科にて数本の短編映画を監督。
卒業後、映画の撮影現場に参加しながらフリーランスで、演技指導講師、
映画制作ワークショップ、企業VPやCMのディレクターとしても活動。
2019年、株式会社belly roll filmを設立し、制作会社として活動の幅を
広げる。
メッセージ
この映画は、私が講師をしている演技レッスンに参加している子供たちを中心に
撮影しました。まだ出演経験の少ない彼らが、撮影が進むにつれて成長していく
姿がとても印象に残っています。厳しい状況で暮らす主人公が、たくましく奮闘する
物語とリンクするように、現場で堂々とした演技で見せてくれました。
この作品をご覧いただく方々に、俳優たちの素晴らしさが伝われば良いなと
思っております。