心臓止まっても町子先生と一緒にいたい。
だから僕は走る、叫ぶ、進化する！！

【デイリーニュース】Vol.21 特集「商業映画監督への道」『ウルトラミラクルラブストーリー』横浜聡子監督、中野朝子プロデューサー トークイベント
やりたいことをやり遂げることで周りが喜びを感じるような存在に

©2009「ウルトラミラクルラブストーリー」製作委員会

監督：横浜聡子
出演：松山ケンイチ、麻生久美子、ノゾエ征爾、ARATA、藤田弓子、原田芳雄、渡辺美佐子
配給：リトルモア

2009年 / 日本 / 120分※３５ミリプリントで上映いたします

 

青森で農業をしながら一人で暮らす子どもみたいな青年・水木陽人（みずき　ようじん）は、東京からやって来た保育士の町子に生まれて初めて恋をした。ある日、畑で遊んでいた陽人の身体に起こった「ある出来事」が、次から次へとありえない事態を巻き起こして──。本作は、『ジャーマン＋雨』（06）で日本映画監督協会新人賞ほか数々の賞を受賞した横浜聡子監督の商業映画デビュー作。監督と同郷の青森出身で主演の松山ケンイチは、本作で、毎日映画コンクール男優主演賞、高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞した。町子役に麻生久美子、陽人の幼なじみ役に劇団「はえぎわ」率いるノゾエ征爾（せいじ）、町子の元カレ役にARATAなどの若手を起用、渡辺美佐子、原田芳雄、藤田弓子など、ベテラン俳優が脇を支える。さらに、本作は、大人から子どもまで地元俳優を多数起用するなど、青森という土地と津軽弁のリアリティに徹底的にこだわり、横浜監督独自の世界観を見事に描き出している。