SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014

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アニメーション ① (合計58分)

夕化粧/ なまずは海に還る/通勤ラッシャーズ/Airy me/端ノ向フ/Slap Stick/鬼の角

※順不同

 7.21(月・祝)11:00 
 7.25(金)14:00

[アニメーション① アニメーション②

夕化粧

<2012年/日本/10分>

1960年代、中国。老母が庭で涼んでいる。夕日が空を橙色に染め、夕化粧が咲き始めた。老母は夕化粧に誘われ、子どものころの思い出からかつて自分が一番麗しかったときを夢に見る。版画のような色調が印象的。

夕化粧

©HU Yuanyuan/Tokyo University of the Arts

監督:胡ゆぇんゆぇん

 

なまずは海に還る

<2014年/日本/9分>

なまずは海に帰ることができない。川岸に取り残された大きななまずは、故郷の思い出が詰まった舟の中で小さななまずとともにひっそりと生きていた。なまずたちを世話する少年の想いが映像に刻まれる。

なまずは海に還る

©2014 Kaori Iwase / Tokyo University of the Arts

監督:岩瀬夏緒里

 

通勤ラッシャーズ

<2013年/日本/9分>

朝の眠気に耐えながら会社へ向かい、夜のヘトヘトに耐えながら家に帰るサラリーマン。彼らは通勤ラッシュのプロフェッショナル、「通勤ラッシャーズ」だ!現代社会へのアイロニーの中にぺーソスが漂う一篇。

通勤ラッシャーズ

 

監督:野中晶史

 

Airy me

<2013年/日本/6分>

謎の生体実験が行われている病棟で注射を受ける日々を送る被験者。投薬が終わったとき、鼻のスイッチを押された被験者はキメラになってしまう。ミュージシャンCuusheの楽曲からインスパイアされた作品。

Airy me

© 2013Yoko Kuno

監督:久野遥子

 

端ノ向フ

<2012年/日本/10分>

新人記者・音羽が取材行の最中、路地の奥にて邂逅したものとは?辺りが雀色に染まり、此の岸と彼の岸が交錯するそのとき、そこに端ノ向フが現出する…。弁士によって語られる劇中の無声映画という構成が独創的な作品。

端ノ向フ

© TSUKAHARA, Shigeyoshi

監督:塚原重義

 

Slap Stick

<2012年/日本/7分>

太一はバイト先で一目ぼれをして、SNSサイト「thouro」でチャットメンバーに恋愛相談を持ちかける。世界中から集まったメンバーは、各々アバターを使って提案していくのだが…。にぎやかな映像が楽しいCGアニメーション。

Slap Stick

©日本工学院クリエイターズカレッジCG映像科

監督:小原孝介

 

鬼の角

<2013年/日本/7分>

人里離れた閑居に漢方医の青年が住んでいた。そこに現れた小鬼。小鬼のケガを治療したことで信頼され、次々と病気の妖怪が現れる。しかし青年医が謎の病に侵されて…。青年医を想う小鬼の姿が涙を誘う。

鬼の角

 

監督:森田律子

 


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