2008 総括

 

長編国際コンペティション部門は審査委員長にダニー・クラウツ氏を迎え開催されました。
特にこの年は、中近東、南米、アフリカからの応募が増え、ヨルダン、レバノンやエストニアの作品が初ノミネートされました。

 

長編部門は、規約を「映画制作本数が3本以下の監督作品」と規定したにも拘らず、前年を大幅に上回る世界75の国と地域から693作品の応募がありました。長編部門の最優秀作品賞は、ステファン・シェイファー監督、ダイアン・クレスポ監督の『幸せのアレンジ』が獲得しました。

 

 

 

さらに招待作品として、今後、活発化が予想されているODS (Other Digital Stuff)の中から日本作品を取り上げ、シネマ歌舞伎『人情噺文七元結』、 Livespire 音楽座ミュージカル『メトロに乗って』、 Livespire 舞台『FROGS~フロッグス』の3作品が4Kデジタル上映されました。

 

子どもたちの映像制作を応援する特集上映プログラム「カメラクレヨン」では、「キンダー・ フィルム・フェスティバル」とのコラボレーションを行い、世界の心温まるアニメーション作品の上映を行いました。

 

※掲載の肩書きは当時のものです。


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