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長編部門では、新しく脚本賞を設け、審査員の一人としてスティーブン・ソダーバーグ監督作品の脚本家である、コールマン・ハフ氏を迎えました。 この年の長編部門には、世界69の国と地域から433作品、短編部門には328作品の応募があり、長編部門のグランプリは、ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『うつろいの季節(とき)』が獲得しました。
そしてこの年は、様々な試みが行われました。 シネマ歌舞伎の4K上映、子どもたちの映像作品を集めたカメラクレヨン部門とシンポジウム、コラボレーション企画「リスボンビレッジ国際Dシネマ映画祭2007」セレクション並びにキネ旬プレゼンツとして、韓国のパク・チョルス監督を迎えてのトークショーが開催されました。 さらに、映像ミュージアムでは、『ゲゲゲの鬼太郎』の本木克英監督による子どもを対象とした講演と短編映画制作ワークショップを実施しました。 ※掲載の肩書きは当時のものです。