映画祭について
ディレクターメッセージ
今年も「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」を7月に開催致します。
今年の映画祭が15周年という節目の年を迎えるに当たり、例年より1日多い10日間の開催にして、より多くの面白い映画上映を皆さんに楽しんでいただきたいと思います。
15周年を記念し、まず今年のオープニング作品は、川口市が製作し川口市を舞台にした、川口市民が参加して作った映画です。日本人男性で初めて世界の6大マラソンを走破した実在の人物・古市武さん(川口市在住)の生きる姿を見て、マラソンを始めることで人生と向き合う人々のヒューマン・ドラマを商業長編映画初監督となる中泉裕矢が皆様に贈ります。
今年の国際コンペティションには、過去最多の世界98の国と地域からの応募があり、中南米のホンジュラス共和国と欧州のリヒテンシュタイン公国が初の応募となりました。
今年は海外からの作品が全てオンライン・スクリーナーでの応募となり、デジタルで制作した映画が、簡易にオンライン上で応募できること、このことが最多の国と地域からの参加を可能にし、本映画祭が目指すDシネマの更なる発展に繋がっていると言えます。
また15周年記念として3つの特別企画上映を行います。
「飛翔する監督たち from SAITAMA」は、埼玉県出身の4名の監督たちの作品上映とゲストを迎えてのトークショーを行います。次に鬼才の映像作家が、名匠と呼ばれる監督たちを見つめるドキュメンタリー特集「名匠たちの軌跡」です。この二つの特別企画を通して「映画とは何か?」という原点に立ち返る企画にしました。そして、もう一つの特別企画は「怪盗グル―シリーズ」一挙上映と題しての上映です。親子や友だち揃ってお楽しみください。
最後になりましたが、一次審査員の皆様や本映画祭に関わる全てのスタッフ、関係者の皆様にこの場を借りて感謝の意を表したいと思います。