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ブリス、マイ・スウィート・ホーム/God BLISS Our Home◊インターナショナル・プレミア◊

多目的ホール上映日 7.14(土) 17:00 
MOVIX川口上映日 7.17(火) 18:30 
映像ホール上映日 7.18(水) 14:30

<2017年/フィリピン、韓国/74分>

大学は出たけれど、僕にはお金がない…。
現代風刺セルフ・ドキュメンタリー。

監督のナウは、大学卒業後も故郷に戻らず、マルコス政権時代に建てられた「ブリス」と呼ばれる集合住宅に暮らしている。都会の自由を捨てられない彼の元に、母から実家に戻ってこないかとの連絡が入る。

ブリス、マイ・スウィート・ホーム/God BLISS Our Home

© PananawStudio

監督:ナウルズ・パギドポン

 

<解説>

拝金主義に走る現在の資本主義社会風刺から始まり、自身のアイデンティティー探し、そして、自分と母との関係を見つめる家族ドラマへとストーリーが変化していく「自撮り」ドキュメンタリー。アニメーターでもあるナウルズ・パギドポン監督ならではの、アニメーションシーンも楽しい。本作は、劇中にも登場する、韓国・仁川市で開かれたドキュメンタリー映画の企画のプレゼンテーションを行う、DOCS PORT INCHEON 2014にてDOC SPIRIT AWARDを受賞し、その賞金を資金として2017年に完成。昨年の『中国のゴッホ』(16)に続き、二年連続でアジアからドキュメンタリー作品がノミネート。本映画祭の上映がインターナショナル・プレミアとなる。現在、監督は母校フィリピン大学のフィルム・インスティチュートに勤務している。

ブリス、マイ・スウィート・ホーム

ブリス、マイ・スウィート・ホーム


監督:ナウルズ・パギドポン

監督:ナウルズ・パギドポン

フィリピン南部のミンダナオ生まれ。フィリピン大学で学んだ後、短編ドキュメンタリーをフィリピンの国家文化芸術委員会の助成金を得て制作。数々のワークショップを経て短編ドキュメンタリー『A Butterfly Taboo』を2011年に完成させる。2014年、長編ドキュメンタリー作品『A Journey to Haifa』を監督し、フィリピンで公開される。現在、フィリピン大学フィルム・インスティチュートにて勤務。

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