国際コンペティション
スポットライト/Light Up◊アジアン・プレミア◊
7.17(火) 10:30
7.19(木) 20:40
7.21(土) 14:30
<2017年/ロシア/97分>
私は歌う、友情のために!
ロシア発、監獄オペラエンターテインメント。
女性刑務所の厳しい看守アレフチナは、人前では決して歌わないが、実はオペラ歌手も羨む歌声の持ち主だった。ある日、隠し撮りされた歌唱姿がインターネットで公開されると、彼女は一躍時の人となる。
監督:キリル・プレトニョフ
出演:インガ・オゴルディナ、ヴィクトリア・イサコヴァ、ウラジミール・イリン、アンナ・ウコロワ、アレクセイ・シェフチェンコフ、エカテリーナ・アギーヴァ
<解説>
歌を通して女性刑務所の看守と囚人の間に芽生える強い絆。女性へエールを送る感動ドラマとしてだけでなく、エンターテインメントとしても極上の本作。監督と脚本を務めたキリル・プレトニョフは、もともと舞台でキャリアを積み、数多くの映画、TVシリーズに出演する俳優でもある。その経験が、初長編監督作品である本作の完成度にも繋がっている。主人公の看守アレフチナを演じるのは、プレトニョフ監督の短編作品『Nastya』(15)にも主演し、名バイプレイヤーとして数多くの出演作を誇るインガ・オゴルディナ。一方、アレフチナとの友情を深める、足を引きずった囚人を演じたのは、2016年のカンヌ映画祭ある視点部門に出品された『The Student』(16)でも主演を務めたロシアの人気女優ヴィクトリア・イサコヴァ。本映画祭での上映はアジアン・プレミアとなる。
監督:キリル・プレトニョフ
1979年生まれ。ロシア国立サンクト・ペテルブルグ演劇大学にて演技を学び卒業。モスクワ芸術座などで活躍しながら、70本以上の映画やテレビで俳優として参加した後、全ロシア映画大学で演出を学び、2015年に卒業。監督した短編作品が数々の映画祭で評価された。本作が長編デビュー作となる。