長編コンペティション部門
上映日程 …映像ホール…多目的ホール
<製作年/製作国・地域/上映分数>
— 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12 —
チャイカ/Chaika
7.14(日) 11:00 7.19(金) 17:00
<2012年/スペイン、グルジア、ロシア、フランス/100分>
♦アジアンプレミア♦
カザフスタンとシベリアの広大な大地を舞台に描かれる、ある女の宿命。
娼婦のアイシャと水兵のアシルベックは、貨物船の中で出会った。子供を宿していたアイシャを連れて、アシルベックは自らの故郷を目指し、船を降りる。それは、二人の壮絶な人生の始まりだった。
監督:ミゲル·アンヘル·ヒメネス
出演:サロム・デムリア、ギョルギ・ガブニア、アイチュア・イッサイェヴ、ボラトベック・ライムクロフ、ザクスベック・クルマンベコヴ
<解説>
冬のシベリア、夏のカザフスタンを舞台に過酷な土地に生きる人々の姿を、スペイン出身のミゲル・アンヘル・ヒメネス監督が描いた人間ドラマ。主要キャスト3人にグルジア出身俳優を起用。サン・セバスチャン国際映画祭New Directorsコンペティション部門で上映された。
監督/ミゲル·アンヘル·ヒメネス
1979年に、スペインのマドリッドに生まれる。スペインのTAI Schoolにて撮影を学んだ後、2001年に短編『Las huellas』を撮影。2007年に、ほか3人のパートナーと共にKinoskopik Film Produktionを設立。ドキュメンタリー作品『Días de El Abanico』を監督。2009年に長編フィクション監督デビュー作『Ori』は、サン・セバスチャン国際映画祭でプレミア上映され、ティトゥワーン国際映画祭やPNRマドリッド映画祭などで数々の賞を受賞。2010年に監督した短編『Khorosho』も25の国内外の映画祭で上映された。本作は長編2作目の監督作品となる。