長編コンペティション部門
時空を超えた事件/Back in Crime ◊ジャパンプレミア◊
7.20(日)14:00
7.22(火)11:00
<2013年/フランス/102分>
偶然過去に戻った刑事が未解決事件を追う、
スリリングなサスペンス。
刑事のリチャードは連続殺人犯を追い続けていたが、新たな犠牲者の第一発見者ヘレンと恋に落ちる。ある晩、川で溺れた彼が目を覚ますと、連続殺人犯の最初の犯罪が起こる20年前にタイムスリップしていた。
監督:ジェルミナール・アルバレス
出演:ジャン=ユーグ・アングラード、メラニー・ティエリー、フィリップ・ベロドット、ジャン=アンリ・コンペール、ピエール・モウレ、ロイク・ロジョアン
<解説>
主人公の刑事ケンプを演じるのは『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』(86)『ニキータ』(90)などに出演し、『王妃マルゴ』(94)でセザール賞最優秀助演男優賞を受賞したジャン=ユーグ・アングラード、そしてケンプが一目で恋に落ちる心理学者役には『海の上のピアニスト』(99)『バビロン A.D.』(08)のメラニー・ティエリー。驚くことに、現代と20年前の主人公は同じ俳優が演じているが、特殊メイクや演出の効果が発揮されている。本作は、これまで短編やアニメーションを手掛けてきたジェルミナール・アルバレス監督の長編デビュー作で、第35回モスクワ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた。
監督:ジェルミナール・アルバレス
C.L.C.F. Conservatoire Libre du Cinéma Françaisにて演出を学び、1993年に卒業。その後、短編作品、ドキュメンタリー作品、TV放送用の3Dアニメーションなどを監督。2004年の短編作品『Jour blanc』はクレルモンフェラン国際短編映画祭で上映された。『時空を超えた事件』は、初の長編監督・脚本作品。