長編コンペティション部門
友達/Friendship
7.21(月・祝)10:30
7.24(木)14:30
<2013年/日本/75分>
売れない俳優が手に入れたのは、
孤独な人々のために“友達”を演じる役だった…。
俳優の島田は、一向に芽が出ない。ある日、先輩の福地に紹介されたオーディションに向かうが、そこは客の希望通りの人物を俳優が演じる会社だった。客の女子高生ミオは、島田をテロの計画に巻き込んでいく。
©東京藝術大学大学院映像研究科
監督:遠藤幹大
出演:山本剛史、松本花奈、大庭裕介
<解説>
遠藤幹大監督は京都造形芸術大学在学中から自主映画制作を始め、卒業後、演劇カンパニー・マレビトの会の活動への参加を経て、東京藝術大学大学院映像研究科に入学、黒沢清に師事した。主な監督作品に『to/for』(08)『エルドラド』(12)、『ビフォーアフター』(オムニバス映画『らくごえいが』(13)の一篇)がある。売れない俳優・島田を演じるのは『おだやかな日常』(12)『さよならドビュッシー』(12)などに出演の山本剛史。テロ計画を立案するミオ役は『サイドカーに犬』(07)『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』(09)『鈴木先生』(13)などに出演の松本花奈。満たされない欲求を抱えた人々と、彼らに巻き込まれてしまった役者の奇妙な友情を独自の視点で切り取った異色作。
監督:遠藤幹大
1985年生まれ、三重県出身。京都造形芸術大学在学中から自主制作映画の製作を。卒業後、演劇カンパニー「マレビトの会」(代表:松田正隆)の活動への参加を経て、東京藝術大学大学院映像研究科に入学。黒沢清に師事。主な監督作品に『to/for』(08)『エルドラド』(12)、『ビフォーアフター』(13) がある。