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長編コンペティション部門 上映作品
(凡例)日本語タイトル/英語タイトル
上映日程 (製作年/製作国・地域/上映分数)※…映像ホール …多目的ホール
旅の始まり/Bon Voyage
7.15(日) 17:00 7.18(水) 11:00
<2011年/オランダ/82分>
おじいちゃんとの悲しい別れ、でも同時にそれは新しい旅の始まり。
フランスへバカンスに行こうとしていたヴァービーク家のもとに、一家の長であるおじいちゃんが末期がんであるという知らせが入る。一家は直ぐに旅行を取り止め、おじいちゃんとの最期の日々を共にすることとなる。
©Pupkin
監督: マルヒン・ロハール
出演:ハンス・クロアゼ、アネケ・ブロック、ライナウト・ブッセマーカー、ミレ・バルケ、カスペル・ファン・ラインベルク、スカイラー・エイヘルマンス、フランク・ラマース
<解説>
短編映画『吐息』が高い評価を得たマルヒン・ロハール監督による、二作目の長編映画。誰もが直面する家族との別れを、旅立ちという観点で捉えた監督の優しさが詰まった作品。まだ死を知らない最愛の孫娘に、死について丁寧に説明していく祖父の姿が切なさと深い温かみを残してくれる秀作。
☆映画祭開催期間中、来日ゲストがQ&A登壇(予定)
監督/マルヒン・ロハール
アムステルダムにあるオランダ国立映画学校を2002年に卒業後、数々のTV映画や短編作品『Au Cigogne!』、『Matzos about Fish』、『Revolution』を監督。短編『吐息/Breath』はカンヌ国際映画祭でも上映された。
2006年に『Maybe Sweden』で長編監督デビュー。『旅の始まり』はミルヴァレー映画祭で上映され、Dutch Golden Calf賞にもノミネートされている。近年はTVシリーズ「Doctor Cheezy」をオランダのTV局VPROのために手掛けている。