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長編コンペティション部門 上映作品
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二番目の妻／Kuma
7.17（火) 14：30 ７.21(土) 18：20
＜2012年／オーストリア／93分＞
その結婚には秘密があった…。伝統的な価値観に支配された家族の崩壊と再生の一途。
ウィーンに暮らすトルコ系家族の女主ファトマは、夫と子供たちとイスラムの伝統を守りながら暮らしていた。
その息子のもとにアイシェは、トルコの村から嫁いでくる。ただ、二人はある秘密を持っていた。
©Wega Film, Vienna
監督：ウムト・ダー
出演：ニハル・コルダシュ、ベギュム・アッカヤ、ヴェダト・エリンジン、ムラトハン・ムスル、アレヴ・ウルマク、ディラーラ・カラバユル
<解説>
ウィーン・フィルムアカデミーで、巨匠ミヒャエル・ハネケやペーター・パツァークのもと、映画製作を学んだ新鋭ウムト・ダー監督の長編デビュー作。製作陣は『ファニーゲーム』、『ピアニスト』、『白いリボン』そして2012年カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作『LOVE』を手掛けたプロデューサーら。一流のスタッフを惹きつけた、新人監督渾身の一作。
アジア初上映。
監督／ウムト・ダー
ウィーンでクルド人移民家族の長男として育つ。ウィーン・ビジネススクール卒業後、国際開発、神学理論、教育論などを学ぶ。
またウィーン映画学校にて、ミヒャエル・ハネケ、ペーター・パツァークに演出を学ぶ。
短編作品を制作しながら、数々の映画やコマーシャルの現場にスタッフとして参加。2011年中編『Papa』が最優秀中編作品として、First Steps Awardを受賞した。
