長編コンペティション部門
それでも、お父さん/After All, My Dad ◊ワールド・プレミア◊
7.22(水)10:30
7.25(土)17:30
<2015年/日本/77分>
ある真実によって、綻んでゆく親子関係。
娘と父の絆を描くヒューマンドラマ。
四十九日の法要の後、高校生の未来に生前の母が書いた手紙が届いた。母の愛に感動する未来だったが、そこには自分の出生についての母の告白があった。未来は、自らの出生の秘密に近づいてゆく決意をする。
©TOMOHIRO TAKAHASHI
監督:高橋朋広
出演:田畑亜弥、右近良之、加瀬信行、楊原京子、田中瞳佳、月登、いとう大樹、只野あっ子、連下浩隆
<解説>
ディレクターとしてテレビ局に勤める高橋朋広監督が自主製作で完成させた作品。バラエティ番組を演出している高橋監督ならではのユーモアが、全編を通して爽やかな印象を与えてくれる。亡くなった母から届いた衝撃的な内容の手紙に動揺しながらも、自分一人で真実を見つけ出そうとする未来役の田畑亜弥の自然体な演技も、映画の大きな魅力となっている。また田畑亜弥は、本作のエンディングテーマも歌っており、こちらも堂々たる歌いっぷりで聴きのがせない。
監督:高橋朋広
1986年生まれ、埼玉県久喜市出身。慶応義塾大学在学中に友人と映像を撮ったことがきっかけで、映画の製作者を志すように。2010年に日本テレビに入社し、情報番組・バラエティ・ドラマのADを経て現在はバラエティ番組のディレクター。テレビの仕事をしていても映画は撮れないと悟り、自主映画を撮り始める。『それでも、お父さん』は初監督・初脚本の作品。