長編コンペティション部門
ペインキラーズ/Painkillers ◊アジアン・プレミア◊
7.20(月・祝)11:00
7.22(水)14:00
<2014年/オランダ/100分>
父の存在を知らずに育った青年の成長と
葛藤を描いた爽やかな青春映画。
母と暮らすカスパーは、若者たちのオーケストラにピアノのメンバーとして選ばれる。そんな中、行方知れずと聞かされていた父の手がかりを見つけ、その消息を探し始めるが、同時に母のガンが判明する。
©Raymond van der Bas
監督:テサ・スグラム
出演:ハイス・ブロム、ビルヒット・スフールマン、マシモ・ペシック
<解説>
青年の葛藤と成長を描く本作は、女優としても活躍するテサ・スグラム監督の長編デビュー作で、本国では100,000人を超える動員を記録した。主人公のカスパーを演じるハイス・ブロムは、2014年だけでも本作のほか、今年の第65回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で上映されスペシャル・メンションを受けた『Nena』や、『Kankerlijers』、テレビ映画「Jongens」の計4作に主演する人気俳優。彼の爽やかなキャラクターが、ストレートな青春映画としての作品の魅力を高めている。また、母・マリットを演じたビルヒット・スフールマンは歌手としても活躍している。
監督:テサ・スグラム
1988年生まれ。オランダフィルムアカデミーを2012年に卒業。監督作にはイスラエルで撮影した短編作品『Lost and Found』など。若者に人気のある作家の小説を原作にした本作で長編監督デビュー。テレビシリーズ『Diary of a Call Girl』のエピソードを2編監督している他、現在、長編第二作目の準備に入っている。