国際コンペティション

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axandax/Axandax ◊ ワールド・プレミア◊

<2020年 / 日本 / 44分>

学力、職業、家族構成…。自分が全て数値化されてしまう世界。
あなたならどうしますか?

学歴や資格、成果といった様々な要素から個人の価値が数値化され、他人との優劣が可視化された時代。人里離れた山奥で生活するジンのもとに、出張カウンセラーのナオミがやってくる。初めは自分を打ち明けようとしないジンも、少しずつ彼女に心を開いていき、現在の排他的な生活に至るまでを徐々に語り始めていく…。

axandax/Axandax

©niwak

監督:二羽恵太
出演:谷英明、吉次レナ、鈴木永遠、津田三朗、羽鳥瑠花、中園ゆき、松島未采

 

個人の価値が全てデータ化され、誰でも見られる近未来を描いた本作の監督は、九州を拠点にして制作活動を続ける二羽恵太。大学の卒業制作として監督した『Goodbook』(14)は福岡インディペンデント映画祭やLA EigaFestなど国内外の映画祭で上映され高い評価を受け、その後制作された『MoBrain』(18)もショートショートフィルムフェスティバルにノミネートされる実力派監督。いずれもSF作品だが、本作では他者との比較をしすぎるあまり自己肯定できなくなる姿を描き、時代背景にとらわれないテーマを扱いながら、観るものの共感を得ることができる作品となっている。劇中で使われている小道具のクオリティの高さも理系大学に勤める二羽ならではのこだわりで必見。本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。

axandax/Axandax
axandax/Axandax

監督:二羽恵太

監督:二羽恵太

1992年生まれ、石川県出身。九州大学芸術工学部入学後、映像制作を始める。現在は九州産業大学芸術学部で助手として勤めながら制作を続けている。日常で感じたことをテーマに、世界観を重視して制作し、整理された映像を好む。

メッセージ

外面や実績ばかりを気にして中身が伴っていないのにも関わらず、取り繕っているものが評価されるという場面をよく見かけます。それが社会のあり方のようにも感じますが、本当にあるべき姿なのかと悶々としていました。本作品が同じように考える方に届くことを願っています。


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