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ゲストインタビュー

 

   ■国際コンペティション受賞者

   ■国内コンペティション受賞者

 

国際コンペティション受賞者

<最優秀作品賞> 『日曜日』 ショキール・コリコヴ監督

 

<最優秀作品賞> 『日曜日』 ショキール・コリコヴ監督

― 受賞のお気持ち

 

この映画祭で最優秀作品賞を受賞でき非常に嬉しく思っている。この映画祭のおかげで初めて日本を訪問することができ、とても嬉しい。映画は一人で作るものではなく、大勢の方、チームの力で作るものなので、私だけの賞ではなく、このチームとして受賞できたことを光栄に思う。またこの賞は、ウズベキスタンの方々の賞でもある。次作はぜひ早めに撮影して、日本でも上映できるようがんばりたい。

 

 

<監督賞> 『連れ去り児(ご)』 カラン・テージパル監督

 

<監督賞> 『連れ去り児(ご)』 カラン・テージパル監督

― 受賞のお気持ち

 

この映画の着想自体は遡ること10年前で、その後企画が始まったのは2019年なので、今日という日を迎えるまでに足かけ5年も経っています。どの映画監督にとってもやはり初の長編作を撮れるということ自体が素晴らしいギフトです。その上、このような賞をいただけて本当に嬉しい気持ちで一杯です。

 

 

<審査員特別賞> 『嬉々な生活』 谷口慈彦監督

 

<審査員特別賞> 『嬉々な生活』 谷口慈彦監督

― 受賞のお気持ち

 

この作品は1年前くらいに撮ったが、どういうふうに受け入れられるのか、どういう印象を持ってもらえるのかわからないまま、初期衝動で突っ走って制作し、完成まで持っていった。今回初めて上映し、貴重な賞とご意見をいただいて、作ってよかったという想いを噛み締めている。出演者の子供たちも、これから未来へ羽ばたいていく世代なので、この賞がその子たちの励みにもなればと思う。

 

 

<観客賞> 『連れ去り児(ご)』 カラン・テージパル監督

 

<観客賞> 『連れ去り児(ご)』 カラン・テージパル監督

― 受賞のお気持ち

 

驚きました。個人的なテーマを描いたもので、土地に根づいた非常にローカルなアイディアがこのように文化圏を超えて日本の方々に響いたことは、わたしにとって非常に意義深いことです。長年ずっと背負ってきたプロジェクトなので、今回の受賞という瞬間は大変なカタルシスを感じます。映画は一人で作られるものではなく、スタッフの皆さんにとても協力していただきました。この賞は、もはやこの映画に関わった皆さんのための賞だと思っています。

 

 

<SKIPシティアワード> 『嬉々な生活』 谷口慈彦監督

 

<観客賞> 『嬉々な生活』 谷口慈彦監督

― 受賞のお気持ち

 

映画の上映に際して様々な意見を聞かせていただき、他のいろいろな作品を観たりと、とても充実した一週間を過ごさせていただきました。その上でこういった素晴らしい賞を頂戴し、さらに横浜監督からもコメントをいただきとても興奮しています。この賞に恥じないよう、これから良い映画を作っていきたいと思っています。

 

 

国内コンペティション受賞者

<優秀作品賞(長編部門)> 『折にふれて』 村田陽奈監督

 

<優秀作品賞(長編部門)> 『折にふれて』 村田陽奈監督

― 受賞のお気持ち

 

トロフィーがとても重く、この重さを噛み締めながらここに立たせていただいている。この作品は、大学の卒業制作としてみんなで撮った作品。やれることを全部やり切って卒業しようという気持ちで作った作品が、映画祭という場で見ていただけて、賞までいただけたことを光栄に思う。大学の教授で俳優でもある鈴木卓爾さんが「この映画はみんなの場になる作品だね」と言って下さったのが心に残っている。今後も、この映画がみんなの場になって心に留めてもらえるような機会を作れるよう、作品とともに歩んで行きたい。

 

 

<優秀作品賞(短編部門)> 『はなとこと』 田之上裕美監督

 

<優秀作品賞(短編部門)> 『はなとこと』 田之上裕美監督

― 受賞のお気持ち

 

自分の至らないところ等をたくさん考えていたので、受賞できるとは想像していませんでした。自分の家族のことを考えたり、自分の内向きなところをどうにかしたいと思って、この作品を作りました。仕事もある中、キャストやスタッフのみんなが自分の時間を割いて参加してくれて、しかも初めてのロケ撮影や泊りがけの撮影で、自分も監督の仕方がわからない中で、みんな一緒に考えてくれて、この作品を作って本当に良かったと思います。みなさんには感謝の気持ちしかありません。

 

 

<観客賞(長編部門)> 『雨花蓮歌』 朴正一監督

 

<観客賞(長編部門)> 『雨花蓮歌』 朴正一監督

― 受賞のお気持ち

 

前回も短編も出品して観客賞をいただき、投票していただいた方に感謝したい。前回『ムイトプラゼール』を撮った時に一つわかってしまったことがあり、それは、自分は才能がないのだなということ。その時、今回のように優れたスタッフと優れたキャストを集めれば、映画は素晴らしくなるのだとわかり、今回も同じ手法で作ったところ賞をいただけたので、スタッフ、キャストの方々に感謝している。

 

 

<観客賞(短編部門)> 『立てば転ぶ』 細井じゅん監督

 

<観客賞(短編部門)> 『立てば転ぶ』 細井じゅん監督

― 受賞のお気持ち

 

ダラダラと喋ってるだけで中身のない作品ですが、個人的で繊細なところが詰まっている作品だと思っていて、そういうところが伝わっていれば幸いです。これからも頑張ります。

 

 

 

※受賞者のコメントは表彰式当時のものです。

 

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