特集上映「トップランナーたちの原点」
THX-1138 ディレクターズカット/THX 1138 (The George Lucas Director's Cut)
7/19 (金) 14:30
<1971年/アメリカ/88分>
『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親、
ジョージ・ルーカス幻のデビュー作!
時は25世紀、人類はコンピューターに支配されていた。精神安定剤の服用を義務付けられ、番号で管理される生活の中、THX-1138とルームメイトの女性LUH-3417は自らの意思で精神安定剤の服用を止め、やがて愛し合うようになる。
©1971 A Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
監督:ジョージ・ルーカス
出演:ロバート・デュヴァル、マギー・マコーミー、ドナルド・プレゼンス
提供:ワーナー・ブラザース映画
<解説>
人類がコンピューターに番号で管理される25世紀の世界を舞台にした、1971年のSF作品。南カリフォルニア大学在学中にジョージ・ルーカス監督が製作した短編『電子的迷宮/THX 1138 4EB』(67・未)に可能性を感じたフランシス・フォード・コッポラが製作総指揮を買って出て、長編としてリメイクされた。デビュー作となった本作は、興行的失敗、スタジオとの確執など、ルーカス監督にとって幸福な作品とはならなかったが、『アメリカン・グラフィティ』(73)が作品賞、監督賞などアカデミー賞5部門にノミネートされスター監督の仲間入りを果たし、『スター・ウォーズ』シリーズの製作・監督、スティーブン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ』シリーズの製作などで、ハリウッドの大物の地位を築いた。
監督:ジョージ・ルーカス
1944年生まれ、カリフォルニア出身。南カリフォルニア大学在学中に制作した短編『電子的迷宮/THX 1138 4EB』 (67・未)が数々の賞を受賞し、『THX-1138』(71・未)にて商業デビュー。『スター・ウォーズ』(77)監督後は、製作サイドへ転向。ルーカス・フィルムや、ピクサーの母体となったILMを設立し映像技術の開拓に力を入れてきた。