特集上映「トップランナーたちの原点」
恐怖のメロディ/Play Misty for Me
7/19 (金) 17:30
<1971年/アメリカ/102分>
人気俳優からオスカー受賞の名監督へ。
処女作とは思えない衝撃のスリラー。
人気DJデイブのラジオ番組にいつも「ミスティ」をリクエストしてくる女性がいた。ある晩、その女性イブリンと知り合ったデイブは彼女と一夜を共にする。しかしそこから彼女は常軌を逸した行動に出るようになり…。
©1971 Universal Pictures Co., Inc. All Rights Reserved.
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド, ジェシカ・ウォルター
提供:Park Circus
<解説>
毎晩同じ曲をリクエストしてくる女につきまとわれるDJを描いた、後に「元祖ストーカー映画」と言われる心理スリラーの傑作。なお、俳優としての代表作『ダーティーハリー』シリーズのドン・シーゲル監督が友情出演をしている。この1971年制作の監督デビュー作が興行的にも批評的にも成功を収めたことで、監督を続けていく自信が持てたとイーストウッド監督は語っている。その後は、俳優業と並行してコンスタントに監督作品を発表し続け、1993年の『許されざる者』でついにアカデミー賞の作品賞、監督賞を含む4部門を受賞。巨匠監督としての地位を固めた。『ミスティック・リバー』(03)が高い評価を得た翌年の2004年、『ミリオンダラー・ベイビー』で再び作品賞、監督賞を含む4部門でアカデミー賞受賞を果たした。
監督:クリント・イーストウッド
1930年生まれ、サンフランシスコ出身。西部劇や『ダーティハリー』シリーズ(71,73,76,83,88)などで俳優として活躍する一方で、『許されざる者』(93)、『ミリオンダラー・ベイビー』(04)で監督として二度のオスカーを受賞。2006年には日本を舞台にした『硫黄島からの手紙』を監督。最新作は『運び屋』 (18) 。