国内コンペティション 短編部門

ミミック
Mimic

上映日時
7/17(月・祝)10:30 多目的ホール
7/21(金)17:00 映像ホール
配信日時
7/22(土)10:00 ~ 7/26(水)23:00
短編① World Premiere
金さえあれば、すべてが手に入る?
答えのない問いを投げかける社会派ドラマ。

家も仕事も金も失ったホームレスの男が、ある日宝くじを当てて大金を手に入れる。男は人生を立て直そうと奔走し、支援を受けてアパートに住むようになるが、なぜか満たされずに空虚感を募らせていく。

©2023 「MIMIC」

監督:高濱章裕
出演:沖田裕樹、大塚治、トム キラン、ほりかわひろき、原恭士郎、村松和輝、今野かすみ、篠原寛作

2023年 / 日本 / 28分

 

仕事、家、お金。何があれば幸せになれるのか。何を持ち、何を持たずにいることがその人の幸せなのか。路上生活から一転、思いがけず大金が舞い込んだひとりの男にとって、求めていたものとは何だったのか。正解のない物語の先に垣間見える人間社会の複雑さが、『ミミック』というタイトルにもどこか意味深長な意図を暗示させる。主演を務めるのは『忍びの国』(17)、『決算!忠臣蔵』(19)など中村義洋監督作品にも多く出演する沖田裕樹。ホームレス仲間役には、2022年の本映画祭で上映された『ミドリムシの姫』(22)のほりかわひろきも出演している。監督、脚本、撮影、編集を手掛けた高濱章裕はニューシネマワークショップで学んだ後、映画配給会社に勤めながら映像制作を続け、初監督となる本作を完成させた。本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。


監督:高濱章裕

監督:高濱章裕

1994年熊本県生まれ。大学卒業後、ニューシネマワークショップで映像制作を学ぶ。脚本、監督、編集、撮影、録音と多岐にわたって映像制作を行っており、配給会社に勤務する傍ら、自主映画を制作している。現在は新作短編を準備中。

メッセージ

初監督にしてこのような機会に恵まれ、大変身に余る思いです。自分が書いた脚本を映像化しようとなった時に協力してくれる人たちがいることがありがたいです。本作に関わってくれた人、観てくれた人たちに、少しでも何かを感じてもらえたら幸いです。


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