オープニング上映

瞼の転校生
Confetti

上映日時
7/15(土)14:00 映像ホール ※完売
 
World Premiere
大衆演劇の世界で生きる中学生が経験した、
ひと月しか通えない学校での出会いと別れ

旅回りの劇団に所属する中学生の裕貴は、公演に合わせて一ヵ月ごとに転校を繰り返す生活。いつもの転校初日、友だちはいらないと宣言するが不登校の建と出会い、その心は揺らぎ始める…。

©2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市

監督:藤田直哉
出演:松藤史恩、齋藤潤、葉山さら、村田寛奈、市川華丸、生津徹、タモト清嵐/佐伯日菜子/高島礼子

2023年 / 日本 / 80分

 

大衆演劇の世界で生きる中学生が、ひと月だけしか通えない学校での様々な出会いと別れを通じて変わっていく姿を描いた青春ドラマ。監督は『stay』(19)が2020年の本映画祭国内コンペティション短編部門で優秀作品賞を受賞した藤田直哉。受賞後には文化庁の若手映画作家育成プロジェクトndjcで『LONG-TERM COFFEE BREAK』(22)を監督し、文化庁「日本映画の海外展開強化事業」に参加してNYで研修をするなど、さらに注目を集める存在に成長して映画祭に帰ってくる。日本文化大衆演劇協会の協力の下、これまでの作風とはひと味違う作品に挑戦した本作だが、『stay』と同じく脚本に金子鈴幸、プロデューサーには井前裕士郎という大学時代からの盟友がスタッフに名を連ねる。出演は主演の松藤史恩と、その友達役に齋藤潤、葉山さら。経験豊かな高島礼子、佐伯日菜子らも子どもと共に悩む大人たちを好演している。本作は、映画祭20周年と川口市制施行90周年を記念して製作され、本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。


監督:藤田直哉

監督:藤田直哉

1991年北海道生まれ。明治大学法学部卒業。大学時代より独学で実験映画を中心に自主制作を始める。『stay』(19)が2020年の本映画祭短編部門にて優秀作品賞を受賞。2021年には短編映画でありながら、単独で都内をはじめ全国の映画館で上映。同年、文化庁委託事業ndjc2021にて『LONG-TERM COFFEE BREAK』(22)を監督、劇場公開される。2022年、文化庁「日本映画の海外展開強化事業」 に選出され、NYで実地研修を行う。

メッセージ

私の監督のキャリアが始まったのは、2020年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて『stay』という作品で賞をいただいてからと言っても過言ではありません。そんな映画祭にこういう形で戻ってくることができて嬉しいです。当時はコロナ禍で、全作品オンライン上映でしたので、今回皆様に直接劇場で作品を観てもらえることがとても楽しみです。『瞼の転校生』は、自分にとって大きな挑戦となる作品となりました。素晴らしいキャスト・スタッフたちと制作したこの作品、是非お楽しみください。


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