長編コンペティション部門
いたくても いたくても/Hurt
堀江貴大監督インタビューはこちら>>
7.18(月・祝)17:00
7.22(金)14:30
<2015年/日本/98分>
男と女とプロレスと。
痛くても、その痛みを信じて生きていく。
通販会社の映像制作部で働く星野は、社長が突如始めたプロレス同好会に先輩とともに引きずり込まれる。星野から何かを見出した社長は、社運をかけプロレスと商品紹介を融合させた新番組を始める。
©東京藝術大学大学院映像研究科
監督:堀江 貴大
出演:嶺豪一、澁谷麻美、吉家翔琉、坂田聡、大沼百合子、芹澤興人、礒部泰宏、岩井堂聖子
<解説>
濱口竜介、真利子哲也など、異彩を放つ新鋭監督を輩出している東京藝術大学大学院映像研究科から、また一人見逃せない監督が現れた。堀江貴大監督は、同大学院修了制作として、初長編となる本作を監督。2015年には文化庁委託事業ndjcに選出され『はなくじらちち』(16)を監督している。主演は、2013年本映画祭で審査員特別賞を受賞した坂下雄一郎監督の『神奈川芸術大学映像学科研究室』(13)などに出演、さらに『故郷の詩』(12)では監督を務めている嶺豪一。共演に同じく本映画祭2014年長編部門で監督賞、SKIPシティアワードを受賞した草野なつか監督の『螺旋銀河』(14)での好演も印象的な澁谷麻美。本作は、第16回TAMA NEW WAVEでグランプリをはじめ3冠に輝いた。
監督:堀江 貴大
1988年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了。オムニバス映画『リスナー』(15)では「電波に生きる」を監督し、劇場公開される。本作『いたくても いたくても』がTAMA NEW WAVEコンペティションにてグランプリ、ベスト男優賞、ベスト女優賞を受賞。その後、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に参加し、短編映画『はなくじらちち』(16)を監督。