長編コンペティション部門
園田という種目/Sonoda
太田真博監督・松下倖子インタビューはこちら>>
7.18(月・祝)10:30
7.21(木)14:30
<2015年/日本/93分>
真剣でちょっぴり可笑しい人たちの会話劇。
そこから見えてくるものは?
園田が釈放された。大学時代の仲間たちは「園田を元気づけてやろう的な」会を開き、コールセンターの同僚たちは何も知らずに園田フィーバーに沸き立つ。仲間、同僚たちの、園田への思いは果たして…。
©松田真子・ガノンフィルムズ
監督:太田 真博
出演:松下倖子、社城貴司、白石直也、安部康二郎、野々山椿、溝口明日美、ヒザイミズキ、辰寿広美
<解説>
イメージフォーラム・フェスティバル2015や第10回札幌国際短編映画祭で上映された短編作品『園田を元気づけてやろう的な』(15)を長編化した本作は、ひとりの男の逮捕がもたらした波紋を、彼を取り巻く人々の言動から浮き彫りにしていく会話劇。太田真博監督は、これまでに滝藤賢一を主演に迎えた『笑え』(08)や『ドリブラー』(09)、山形国際ムービーフェスティバル2010でグランプリに輝いた『LADY GO』(10)といった短編作品を監督してきた。また本作で主演を務めた松下倖子とは演劇映画ユニット「松田真子」を共同主宰しており、本作でも織り込まれている演劇的な要素が独特の空気感を醸し出している。なお福井映画祭10THではグランプリを受賞している。
監督:太田 真博
1980年東京都出身。舞台役者を経て2006年映画制作開始。主な作品は、福井映画祭2008でグランプリを受賞した『笑え』(08)、イメージフォーラム・フェスティバル2010で入選した『LADY GO』(09)。松下倖子と、演劇映画ユニット・松田真子を共同主宰。