長編コンペティション部門
幸せを追いかけて/Women in Oversized Men’s Shirts◊アジアン・プレミア◊
7.20(水)14:00
7.23(土)11:00
<2015年/ノルウェー/106分>
女3人、それぞれの理想と現実を描く
アンサンブル・コメディ。
お固い女子大生のシグリは年上の作家と出会い恋に落ちる。一方、売り出し中のアーティスト、トリーネは妊娠中にも関わらず仕事を探すことに。倉庫で働く元作家のアグネスは養子に出した息子との再会を願っていた。
©Motlys AS
監督:イングヴィル・スヴェー・フリッケ
出演:インガ・イブスドッテル・リッレオース、ヘンリエッテ・ステーンストルップ、アンネ・クリグスヴォル、ハルヴァルド・ホルメン、イーヴァル・ガフセット、レナーテ・ラインスヴェ、アンドレアス・カッペレン、イングリ・ボルソー・バルダル
<解説>
近年、独特なストーリーテリングとオシャレな映像で人気の「北欧映画」。その重要国のひとつであるノルウェー製作の本作は、人生の壁を乗り越え、幸せを掴もうと奮闘する3人の女性を微笑ましく描いたアンサンブルドラマ。TVドキュメンタリーの制作で経験を積んだ監督のイングヴィル・スヴェー・フリッケは、『Maiko ふたたびの白鳥』(15)のオセ・スベンハイム・ドリブネスや、2012年の本映画祭で上映された『真実の恋』(11)のアンネ・セウィッツキーなどと並び、台頭するノルウェー女性監督のひとりである。2015年のヨーテボリ国際映画祭のノルディック映画コンペティション部門で世界初上映された。本映画祭での上映が、アジアン・プレミアとなる。
監督:イングヴィル・スヴェー・フリッケ
1974年生まれ。人類学とメディアを学ぶ。1997年よりノルウェー放送協会(NRK)で働き始め、ラジオ局P3で若者向け番組「U」や音楽番組「Lydverket」を製作した。若者や子供向けのドキュメンタリーやミニドラマシリーズを数作品監督し、2005年にはドキュメンタリー『Dumdum Boys – 5 men, 5 songs』でノルウェー・テレビ賞を獲得した。本作は初長編監督作品となる。